【刑事】012京都　少年事件（盗撮）で家庭裁判所への不送致獲得！！

【京都府内の駅での盗撮事件】
罪名：京都府迷惑行為等防止条例違反（盗撮）
犯行場所：浴室
犯行態様：スマホによる盗撮
被害者：１名・未成年
前科前歴：なし
備考：共犯事件、同一の被害者への盗撮行為が複数回

【相談内容】

少年審判が不安。
 

【最終的な結果】

家庭裁判所への不送致。
少年審判を回避。

 

【担当弁護士から】

本件の少年は、友人の少年から誘われて、盗撮事件を起こしました。

事情を聞く限り、事件の主導的役割を果たしたのはもっぱら友人の少年でした。
盗撮行為もその友人が行っていました。

そのため、警察の取調べにおいて、少年が事件を起こすに至った経緯、役割、その後の事情などをきちんと説明できるよう担当弁護士が少年を指導しました。

同時に、友人の少年とは関係を切るなど、再犯防止に向けた活動も行いました。

その結果、ご依頼者の少年については事件への関与が希薄であるとして家庭裁判所への送致を免れることができ、少年審判も回避することができました。

少年事件においては、全件家庭裁判所へ送致するという全件送致主義が採用されています。

その中で家庭裁判所へ送致されなかった本件は非常に稀な事案といえます。