〒600-8216 京都府京都市下京区西洞院通木津屋橋上る東塩小路町607 辰巳ビル6階
受付時間 | 9:30~20:00 ※事前予約制 ※日曜、祝日を除く |
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アクセス | 京都駅徒歩5分 駐車場:近くにコインパーキングあり |
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【事案】
【詐欺事件】
罪名:詐欺(刑法246条1項)
犯行場所:ホームセンター
犯行態様:詐欺
被害者:ホームセンター
被害額:約3万円
前科前歴:なし
備考:公務員
【相談内容】
①被害者の方に謝罪し、被害弁償をしたい。
②不起訴を希望。
【最終的な結果】
①被害弁償。
②不起訴。
【担当弁護士から】
詐欺事件には、罰金刑がありません。
ご依頼者の方は公務員でした。公務員の方の場合、裁判になれば欠格事由に該当し、仕事を失ってしまいます。
仕事を失う事態を避けるためには不起訴しかなく、何とか不起訴になる方法はないかとご相談がありました。
本件は詐欺事件とはいえ、被害額は約3万円と比較的少額でした。そのため、被害弁償ができれば不起訴の可能性がありました。
取調べ後すぐに契約となり、早期に弁護活動に取り組めたことにより、有利な証拠を様々集めることができました。
被害弁償が成立している事情、ご依頼者の方が深く反省している状況、再犯防止に取り組んでいる状況などを、担当検察官に伝え、意見書を提出した結果、無事不起訴を獲得することができました。
職場に事件のことは伝わらず、ご依頼者の方は今も無事仕事を続けることができており、一番良い解決に繋がりました。
仕事と家庭生活を失おうとしていた私に御指導と助言をいただき、改めて生きるチャンスをいただきました。
死ぬ事しか考えていなかった私に「してしまった過去は戻せないですよ 今何ができるのかできる事を考えましょう 最後の最後までもがいて悪あがきをしましょう」という先生の言葉で苦しい気持ちが少し救われました。
警察の取り調べから反省文の作成、検察庁での取り調べと自分の行動を振り返り反省し、今後の不安と恐怖に眠れない日々 そんな中で先生からのメールと電話でアドバイスいただいた一言一言が生きる力となりました。
前歴者となった私がこれから何のために生きるのか自問自答する毎日ですが、先生からの「これから自分に何ができるのか」という言葉を忘れずに、人生を終えるときまでもがいて生きていこうと思います。