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準強制わいせつ罪

☑ 刑務所だけは避けたい
☑ 被害者と示談して、不起訴になりたい
☑ 準強制わいせつ罪で夫が逮捕された
☑ 泥酔している女性にキスをしてしまった
☑ 寝ている女性に抱き着いてしまった
☑ 準強制わいせつ罪について知りたい
などと悩んでいませんか?

準強制わいせつ罪は、強制わいせつ罪と同様、刑法で懲役刑しか規定されていません。基本的に逮捕・勾留されて事件が進むことから、他の犯罪と比べて非常に重たい犯罪になります。

本ページでは、「準強制わいせつ罪とは」で準強制わいせつ罪の条文、犯罪の成立要件、犯罪の具体例等について解説し準強制わいせつ罪のイメージを持ってもらった後、「準強制わいせつ罪の流れ」で、逮捕・勾留の有無事件の流れを、「刑事処罰の重さ・量刑」で刑事処罰の重さについて解説しています。

準強制わいせつ事件のことで悩まれている方は、参考にしてみてください。

準強制わいせつ罪とは

★条文(刑法178条1項)
人の心神喪失若しくは抗拒不能に乗じ、又は、心神を喪失させ、若しくは抗拒不能にさせて、わいせつな行為をした者は、第176条の例による。

176条については、「強制わいせつ罪」のページを参照(左をクリック)。

★構成要件(犯罪が成立するための要件)
準強制わいせつ罪が成立するためには、①心神喪失・抗拒不能、②わいせつな行為、③準強制わいせつ罪の故意が必要となります。

★心神喪失・抗拒不能とは??
心神喪失とは、精神的な障害によって正常な判断力を失った状態をいいます。

抗拒不能とは、心理的(錯誤、畏怖状態に陥っている場合など)または物理的(手足が緊縛されている場合など)に抵抗できない状態をいいます。

準強制わいせつ罪の具体例としては、睡眠中であることを利用した場合、睡眠薬を利用した場合、お酒に酔っぱらっている状態を利用した場合、高度の精神遅滞の状態(4、5歳程度の知能しかない知的障害の女性など)にあるのを利用した場合、医師が医療行為を装った場合などです。

★わいせつな行為とは??
性的な意味を有し、性的羞恥心の対象となるような行為をいいます。

具体例としては、陰部に手を触れたり、自己の陰部を押し当てる、女性の胸を触る、キスをするなどです。

準強制わいせつ罪の流れ

私は初犯で、罪も認めています。逮捕・勾留されますか??

 準強制わいせつ罪は、刑法178条1項に規定されています。そして、刑法178条1項は「刑法176条の例による」と規定しています。すなわち、準強制わいせつ罪も強制わいせつ罪と同じく懲役刑しか規定されていない(罰金刑を選択できない)非常に重たい犯罪になります。
 したがって、前科・前歴のない初犯の方であったとしても、非常に逮捕・勾留されやすい犯罪です。基本的に、身体拘束されると考えておきましょう。

刑事事件の流れはどうなりますか?

 一般的に、次のような流れで進むことが多いです。
(※個別の事案の内容、当事者の事情によって変わるため、在宅事件として進むケースもあります。他方、被害者が複数いるケースでは、再逮捕が繰り返され、身体拘束が長期化することもあります。)


 

①逮捕
  ⇩
②検察官送致
※逮捕(①)から48時間以内に送致
  ⇩
③勾留請求
※検察官送致(②)から24時間以内
  ⇩
④勾留決定(10日間)
  ⇩
⑤勾留延長
※最大10日間(延長されないケースもあります)
  ⇩
⑥起訴・不起訴
  ⇩
⑦公判手続(裁判)

準強制わいせつ罪の量刑(刑事処罰の重さ)

罪を認めています。刑事処罰の重さ・量刑どのくらいですか??

 準強制わいせつ罪は、被害者が存在する犯罪になります。したがって、被害者との示談の成否が量刑を決める上で非常に重要な意味を持ちます。

 
 準強制わいせつ罪は、刑法改正によって、親告罪ではなくなりましたが、実務上はいまだ示談は非常に重要な意味をもっています。
 初犯の場合などで被害者と示談が成立したケースでは不起訴になるケースが多いです。

 他方、示談が成立しなかった場合には、公判請求され正式裁判になるケースがほとんどです。わいせつ行為の内容、被害者の人数、反省状況、前科関係等によって、執行猶予付きの判決になるのか刑務所に入るのが決まります。

※注意・・・「準」という文言が入っていることから、強制わいせつの軽いバージョンと誤解されている方がいますが、準強制わいせつ罪は、強制わいせつ罪と同様に非常に重たい刑罰が課される犯罪になります。

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本ページをお読みいただきありがとうございます。

準強制わいせつ罪は非常に重たい犯罪です。

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